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NEEでの成長実感[社員インタビュー]

土木

N.Y. | 2019年新卒入社

土木調査設計部 構造技術課

スキルチャート | 入社当時

大学でコンクリート材料に関する研究を行い、学んだことを活かせるインフラ系の企業やゼネコンを中心に就職活動していました。学内セミナーで初めてNEEを知り話を聞いたのですが、志望業界に抱いていたマイナスイメージを覆す働きやすさがあることに魅力を感じ入社を決めました。理想とする環境でキャリアをスタートできることへの期待と、いろんなことにチャレンジしてみたいという向上心は入社当時から高かったです。

キャリア変遷

1

東京外環工事事務所 施工管理一課

2

土木調査設計部 構造技術課

INDEX

  • どんな仕事?

  • 仕事を通じて得られたことは?

  • どんな成長を実感している?

  • これからどう成長していきたい?

Q.どんな仕事?

NEEの土木調査設計部は、橋梁などの土木構造物を担当する構造技術課、トンネルやのり面を担当する道路技術課、舗装を担当する舗装技術課の3つの課で構成されており、それぞれの担当する構造物の点検情報をもとに現地調査を行い、調査結果から状態を診断する仕事です。
私は構造技術課で、通過する車の重さを橋桁や橋脚に伝える床版のコンクリート調査を担当しています。一言でコンクリートといっても、使用される環境や発生する変状ごとに調査方法を変える必要があります。また、橋梁によっても構造や型式など様々なものがあり、一言では言い尽くせないというのがこの仕事の面白さだと感じています。

Q.仕事を通じて得られたことは?

業務報告など、議題の要点を絞り相手に分かりやすく伝えるスキルを伸ばすことができました。橋梁の健全性を報告するには多くの伝達項目があり、膨大な情報すべてを一様に説明しても何が問題なのか伝わらないことがあります。問題認識を全員で一致させるために検討項目に要点を絞り、自分の頭の中にある考えを言語化し相手に分かりやすい方法で伝えられるようになりました。
相手に伝えるスキルは調査業務だけでなく、新しい技術の検討にも役立っています。現在、大学と共同で非破壊検査技術の研究を行っています。非破壊検査とは、コンクリートからサンプルを採取せず、内部の状態や欠陥の有無・大きさ・形状などを検査する方法です。非破壊検査は様々な業界で今後、主流となっていくことが見込まれていますが、橋梁調査においても構造物に傷をつけない、騒音が出ない、自由度が高くスピードが格段に速くなるなど、様々なメリットが見込まれています。培ったスキルを活かし、研究内容を社内に共有することで実現への一助になっていると感じます。

Q.どんな成長を実感している?

実用的な技術力が習得できていると感じます。結果の分析(内業)と橋梁の現地調査(外業)を繰り返すことで、より実用的な知識を得ることができました。
また、採取した供試体の結果だけで安易に診断をしないように心がけています。採取したサンプルというのは範囲が限定的なため、採取した箇所は問題なくても橋梁全体で見たときに劣化が進んでいる場合もあります。安易に判断を下すことはせず、時には想定以上に劣化が進んでいることも想定に入れながら、高速道路の安全性や走行時の快適性を最重要視して判断を下すことが、NEEの存在意義だと心に留めて日々調査に臨んでいます。

Q.これからどう成長していきたい?

NEEではジョブローテーションも選択肢としてありますが、私自身は様々な経験を積みながらも、最終的には橋梁技術者として成長していきたいと思っています。これまで5年ほど携わってきましたが、社内でも一つの同じ構造物に携わり続けている人財というのは貴重です。これまでの経験を活かし、調査以外にも点検や施工管理など、様々な角度から橋梁に携わり続けたいと思っています。

スキルチャート | 現在

大学で学んだことを活かし、橋梁のスペシャリストとしてのキャリアを歩めているため充実感と向上心は満点です。スキル面ではまだまだ先輩たちに及ばないことが多く、多くの先輩や上司が取得している技術士という資格取得にチャレンジしたいと思っています。

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