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NEEでの成長実感[社員インタビュー]

造園

S.M. | 2023年新卒入社

環境緑化部 植栽保全課

スキルチャート | 入社当時

大学では主に台風などの災害で被害を受けた自然がどうしたら元に戻るのかについて、減災・防災について研究していました。所属していた園芸学部での経験と、研究で身につけた専門知識が活かせると思いNEEに入社を決めました。入社前、造園の仕事について研究室の先輩から話を聞いてはいましたが、正直に言うとあまりイメージできていなかったと思います。

キャリア変遷

1

つくば保全計画センター 植栽保全計画課

2

環境緑化部 植栽保全課

INDEX

  • どんな仕事?

  • 仕事を通じて得られたことは?

  • どんな成長を実感している?

  • これからどう成長していきたい?

Q.どんな仕事?

環境緑化部は植栽保全課と環境緑化課の2つに分かれています。植栽保全課では造園設計業務を主に行い、環境緑化課はビオトープの保全、工事区間の生態系への影響など、環境調査が主な業務になります。
私は植栽保全課に所属し、植栽管理台帳の作成、間伐計画のための樹林管理図の作成、植栽点検の補助システム「植栽管理支援システム」の企画・開発に携わっています。管理台帳では、皆さんが高速道路を利用する際に目にする樹木や花壇、ベンチなどの造園工作物をすべて管理しており、管理の利便性を高める「植栽管理支援システム」の開発プロジェクトが進められています。私はGIS(Geographic Information System:地理情報システム)活用の主担当として、登録したデータの効率的な運用方法を検証しながら、システムを利用する方への普及活動企画も行っています。

Q.仕事を通じて得られたことは?

造園の業務はとても幅広く、様々な知識を若手のときから得ることができます。入社1年目は、つくば保全計画センターの植栽保全計画課に所属し、植栽点検はもちろん、緑地評価や管理計画案の立案、間伐作業の計画や支援などの現場経験を積むことができました。また造園設計では、新設・改修問わず多くの関係者と共に緑を活用した空間づくりを検討・設計し、緑に関わる仕事の意義を明確に自覚できるようになりました。
大学ではたくさん勉強したつもりでしたが、仕事で得られる植物や管理に関する知識に圧倒されることもありました。多くの経験を積むことで自身の中に蓄積された知識の厚みを実感することができています。

Q.どんな成長を実感している?

何事にも自発的にチャレンジできるようになったことです。現在担当しているGIS活用プロジェクトのGIS活用に係る業務では、大学での研究経験があったこともあり、上司から「チャレンジしてみない?」と声をかけられたことがきっかけで担当になりました。従来の「植栽管理支援システム」では、区画単位で図面を管理しており、膨大な図面の中から該当情報を探すのに時間がかかるという課題がありました。GISを活用することで管理作業を効率化し、さらにデータ利活用の幅を広げることができました。まだ不具合もあり、改修しなければならないことも多いですが、東日本の管理区全体を支えるため、システム利用者の声を聞きながら、より良いシステムにしていきたいと思っています。

Q.これからどう成長していきたい?

できることの幅を広げ、知識やスキルをもっと高めていきたいです。私たちが携わる樹木は、人生よりも長く、未来へと受け継いでいくべき命です。後世にいつまでも綺麗な森林を残していくための管理や提案に積極的にチャレンジし、同時に高速道路を利用する方も楽しめるような場を作っていきたいと思います。

スキルチャート | 現在

大学で取り組んだGISの研究を活かすことができ、入社後はさらにスキルを向上させることができました。入社時は人間力、特に対人スキルやコミュニケーション力が足りていないと感じていましたが、周囲からのフォローもあり伸ばすことができたと感じます。現在は重要な仕事を主担当として任せてもらえることも多く、向上心は現在も変わらず高いままです。

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