HUMAN RESOURCES DEVELOPMENT 中期海外研修

海外研修に関する理念は、会社の経営方針の一部である「保全管理技術の高度化・効率化」「新たな技術の開発・導入」「人財育成と技術力の承継・向上」を満足するために、海外への研修を通じて海外技術の習得・情報収集やグローバル人財の育成を行い、安全・安心・快適な高速道路を実現することにあります。

海外研修における応募要件

海外中期研修の応募要件では、グローバル人財の志向を持つ希望者とし、概ね30歳以下の正社員で所属長の推薦を得たものとしており、またTOEIC試験においても400点以上を確保している者、および概ね入社3年以上としています。

なお、所属長の推薦者を対象に、評価等公成委員会により海外中期対象者となった研修生は、研修前に概ね4ヶ月間程度の語学研修を経て、3ヶ月間の海外中期研修を実施することとなります。


プレゼン風景

海外中期研修実施箇所は、アメリカ合衆国ワシントンD.C.

(プレゼン風景)

NEXCO West USA の紹介

世界で通用しグローバルに活躍できるエンジニアの育成を目指すことを目標とし、米国での橋梁点検事業への参入および先端技術の調査・情報収集を目的に、2011年に米国ワシントンD.C.へNEXCO西日本の100%子会社としてNEXCO-West USA,Inc.が設立されました。現在、2012年度に受注したインディアナ州の橋梁点検業務をはじめとし、フロリダ州のモノレール橋の点検、オハイオ州道路橋オーバーレイ層付着健全度調査の受注など、着実に実績を積み重ねており、また、米国政府公認のインフラ点検ロボットにNEXCO-West USAの赤外線技術を利用した路面点検システムが採用されるなど、NEXCO西日本の技術の優位性が米国においても認められております。


セッティング風景

赤外線技術による点検 セッティング風景

(Deck Top Scanning System:DTSS)

NEXCO West USA への研修派遣状況

NEXCO West USA への研修派遣は、H27年度から開始され、研修派遣者数は総勢17名

H27年度 : 1名

H28、29、30年度 : 各年度4名(計12名)

R1年度 : 4名(予定)