INTERVIEW
自分が携わる工事で一つ一つの工程が進んでいくたびに
やりがいを感じる。
仙台施設保全務所 仙台建築保全課
※令和4年1月現在
青木 はる樹 (令和3年4月入社)
Haruki Aoki
担当している業務内容と仕事のやりがいを教えてください
今担当しているのは建物の保全工事業務です。建物は一度建ててそのまま使い続けられるかというとそうではなくて、屋根の劣化によって雨漏りをしたり、壁にヒビが入って景観が悪くなったりといろいろな問題が起こります。そのような箇所を補修して建物を長く快適に使い続けられるように守っていくのが保全工事の仕事です。
自分が携わる工事で一つ一つの工程が進んでいくたびにやりがいを感じます。まだ自分一人で保全工事業務の全てを担当することはないのですが、最近では東北自動車道長者原SAの電気室の屋根防水作業を担当しました。足場を作る位置の計画や各作業の進め方、屋根に貼る防水シートの貼り方など、細かい部分まで協力会社と打ち合わせをしながら進めました。現段階では用語や材料などの基本的な知識が不足しているため、協力会社との会話を理解することで手一杯になってしまう部分もありますが、そういったやり取りの中で自分が一人でできることも増えてきて、成長していることにやりがいを感じます。工事が終わって建物が綺麗になり、それを利用している人を見るととても達成感があります。
NEEに入社を決めた理由は?
大学では建築学科に所属し、研究室では環境工学で振動や騒音についての研究をしていました。大学に入学した頃は、設計やデザインなど建物の意匠的な分野に興味がありましたが、勉強してみると自分には斬新なアイディアを出して建物を一から作っていくことは向いてないと感じました。そこで、新しく創造することよりも実用的な建物を造ったり守ったりしていくほうが大学で学んだことも活かすことができ、自分にも合っていると思いましたので、その方向性で就職活動をしていました。
この会社に決めた理由は、多くの人が利用することで常に都市と地方を繋げる役割を持つ高速道路を維持管理する会社なので、日常はもちろん災害時は特に、人々に対しては間接的ではありますが社会貢献できているという実感を持てそうだと思ったのでこの会社を選びました。それから、就職活動における企業選びで福利厚生についても重要視していたので、この会社の福利厚生がしっかりしているという面は大きかったと思います。特に家賃補助は大きいので一人暮らしでも無理なく貯金できます。休暇も女性ならではの特別休暇も充実していて、社員が休めるように上司の方も取り計らってくれるのがとてもありがたいです。
今後の目標は?
早く一人前の技術者になりたいという思いがあります。今は何をやるにしても上司や先輩の確認が必要で、常に人の力を借りながらでしか仕事を進められないことに歯がゆさを感じているので、ある程度は一人で判断して仕事を進められるようになりたいなと思っています。
私のいる事務所には、補修作業のプロフェッショナルである協力会社の方と対等に話し合えるような知識と経験を持っている先輩社員が多くいます。私もそのような先輩社員に少しでも近づけるように、まずは自分ができる業務の幅を広げるため資格取得に励んでいます。また、新しいことや分からないことがあれば、その都度調べている先輩社員を見ると、私もそのように日々スキルアップするために向上心を持ち続けられる人になりたいなと思います。