INTERVIEW 技術的に理解できることが増えてきたら
業務自体の面白さも感じられるようになってきた。
本社 土木事業本部 土木調査設計部 道路技術課
※令和4年1月現在 大岡 綾美 (平成29年4月入社) Ayami Ooka
川﨑 靖子 大岡 綾美

担当している業務内容と仕事のやりがいを教えてください

 平成29年4月に入社してから高速道路の建設現場での施工管理業務や、橋梁などの詳細点検業務を経験し、現在は本社で土工構造物(のり面)の調査業務を担当しています。
 やりがいを感じるのは、仕事をする中でたくさんの人とやりとりをすることです。入社1年目で施工管理員として現場に出た時、分からないことは建設会社の施工管理の方や職人さんが親切に教えてくれました。入社4年目で東北自動車道の橋梁詳細点検業務をしていた時には、管轄の管理事務所の担当が女性の工務課長で、テキパキと仕事をこなす姿に憧れました。そのような出会いが多いのもこの仕事の醍醐味です。入社してから現在まで何度か部署は変わりましたが、上司や同僚に恵まれていると感じます。特に入社した頃は分からないことばかりでしたが、周りの上司や先輩は仕事が忙しくても私の質問や話を真剣に聞いてくれたので、それがとても嬉しかったです。そのおかげで今では、技術的なことも理解できることが増えてきて、業務自体の面白さも感じられるようになり、ますます楽しく仕事ができています。

担当している業務内容と仕事のやりがいを教えてください

今までの業務で大変だったことは?

 入社2~4年目に経験した橋梁詳細点検業務は、さまざまな点検装備や墜落防止用器具等を身に着けたうえで、手には常に点検ハンマーを持って行うような現場作業だったため体力的に大変でした。さらに遠方の場合は、月曜日から金曜日まで出張先でのホテル生活が続くので、家のように落ち着いて寝られず大変苦労しました。そんな出張続きの生活を2年間ほど経験しましたが、現場終わりにメンバーと現地のいろいろなおいしいお店に行ったことは良い思い出です。
 他には交通量の多い区間は夜間作業になるのですが、常磐道を担当していた時は半年ほど夜勤作業が続き、高所作業車の作業台の上で永遠と続く点検作業に辛くなったことも正直ありました。しかし高速道路を利用するお客様に対し、万が一コンクリートの破片等が落ちて怪我や事故でもあったら大変!という責任感と使命感で点検ハンマーを握り続けた記憶があります。
 また、生活リズムの面では元々夜型なこともあり、夏も涼しく意外と快適だったのですが、食生活は乱れてしまい大変でした。毎日食べ過ぎてしまう私でしたが、それでも現場終わりの朝の牛丼は格別だった思い出があります(笑)。

今までの業務で大変だったことは?

今後の目標は?

 今はいろいろな経験や勉強を積んで、私もゆくゆくはこれだという分野を見つけて、『〇〇といえばこの人!』と言われるような技術者になることです。入社してから今まで、施工管理や点検、調査設計などの業務を経験しましたが、業務内容によって違う楽しさがありました。きっと他にもまた違った楽しさがあると思うので、仕事を続けるなかでさらに深く学びたいと思える分野を見つけていきたいです。
 それから、現場の調査や打ち合わせなどの話し合いのなかで、専門的な知識や経験が豊富な人の発言は影響力があると感じます。わたしもそういった影響力のある発言ができるようになりたいです。そのためにも技術士を取得することも目標の一つです。目に見えるわかりやすい目標ですし、これから業務を進めていくうえでも周りを説得できる影響力が違ってくると思うので、30代までに技術士の資格を取得して業務に活かせるよう、勉強を頑張りたいです。

今後の目標は?