はカ〜る® 施設多機能測定車 点検・調査・診断
Before
After
Team はカ〜る 開発バックストーリー1回の走行で高速道路設備の各種測定が可能 業務の効率化と安全性を向上
開発のきっかけ
道路施設の点検を効率化する測定車両をつくろうというのが出発点です。これまで人力や別々に行っていた複数の測定作業を同時に、しかも規制せずにお客様に迷惑をかけることなく、安全にできることが目標でした。
アピールポイント
電界強度では、周波数の異なる電波を同時に測定できることがウリです。ハイウェイラジオ、トンネル内ラジオ再放送、デジタル無線の400MHz 帯10 波、AM 8波、FM 8波、計26 波を同時に測定可能で、測定結果は地図ソフト上にプロットできます。ETC の電界強度は、車体幅一杯を使って測定アンテナを5 基設置していて、無線通信エリアを正確に測定できることもポイントです。
苦労した。困難だった点
これまでに無いものなので、機能や性能の検討にはじまり、作業のしやすさをどう実現するかなど、難しかったことはたくさんあります。中でも車検をパスできる機器のレイアウトには苦労しました。走行時や衝突時の安全性ももちろん考慮しています。