はカ〜る® 施設多機能測定車 点検・調査・診断

5つの測定とライブ映像の送信ができる施設多機能測定車

・ETC通信エリア多点同時電界強度測定、デジタル無線、ハイウェイラジオ、ラジオ再放送の多波同時電界強度測定が可能。
・1回の走行で各種測定が可能となり業務の効率化、及び安全性が向上。
・規制レス、レーン閉鎖時間短縮によるお客様サービスの向上。
・走行中にデータ解析が可能となり、質の高い測定の実現。
・搭載したカメラのライブ映像送信により事故等における初期出動時、簡易中継車として迅速に対応が可能。
  • 実用化
  • 出展製品

実績(販売・施工・導入)

当社:ネクスコ東日本管内(北海道を除く)各種無線設備の測定実績あり

Before

Before
これまでは、測定内容ごとに別々に測定し、ETC の電界強度の測定は、レーンを規制して人力で行っていた。

After

After
1回の走行で各種測定が可能となり、ETC の電界強度の測定はETCレーンを通過するだけで測定が可能。

Team はカ〜る 開発バックストーリー1回の走行で高速道路設備の各種測定が可能 業務の効率化と安全性を向上

開発のきっかけ

道路施設の点検を効率化する測定車両をつくろうというのが出発点です。これまで人力や別々に行っていた複数の測定作業を同時に、しかも規制せずにお客様に迷惑をかけることなく、安全にできることが目標でした。

アピールポイント

電界強度では、周波数の異なる電波を同時に測定できることがウリです。ハイウェイラジオ、トンネル内ラジオ再放送、デジタル無線の400MHz 帯10 波、AM 8波、FM 8波、計26 波を同時に測定可能で、測定結果は地図ソフト上にプロットできます。ETC の電界強度は、車体幅一杯を使って測定アンテナを5 基設置していて、無線通信エリアを正確に測定できることもポイントです。

苦労した。困難だった点

これまでに無いものなので、機能や性能の検討にはじまり、作業のしやすさをどう実現するかなど、難しかったことはたくさんあります。中でも車検をパスできる機器のレイアウトには苦労しました。走行時や衝突時の安全性ももちろん考慮しています。