INTERVIEW
高速道路の安全を支えている、
それが私の誇り。
岩槻道路事務所 ETC解析課
※平成30年1月現在
坂入 玲菜
reina sakairi
女性技術者の活躍がきっかけに。
工業高校の情報通信科を卒業し、2017年春に入社しました。学校では主に、ネットワークの技術や光ファイバ配線、無線・有線の通信に関して学びました。授業では、光ファイバの接続や、LANケーブルの製作など、実習も多かったです。
NEEに入社を希望したきっかけは、女性技術者が活躍するパンフレットを見たこと。そこに載っていた女性たちが、いきいきと働いている姿がとても印象に残りました。会社見学では、女性だけでなくもちろん男性も、みんないきいきかつ穏やかに働いている様子が見えました。女性にも働きやすい制度が揃っていて、福利厚生も充実しているし、この会社なら長く勤められるのではないかと思いました。
入社試験のときには、緊張のあまり、約束の時間より1時間も前に到着してしまいました。でも、採用担当の人が面接時間までいろいろと楽しい話をしてくれるなど、私をリラックスさせようと、気を使ってくれて。そのおかげで、落ち着いて面接に挑むことができました。
人命を担う、重要な仕事と毎日実感。
入社して最初に担当した業務は、高速道路上に設置された非常電話と、料金所のETCの点検・修理です。非常電話は、事故などの非常時に備え、路肩に1km間隔、トンネル内では200メートル間隔で設置されています。先輩と一緒に、黄パトと呼ばれるパトロールカーに乗り、路肩に降りて点検するのですが、最初のうちはすごいスピードで車が走る脇を降りて電話の点検をするのは、少し怖かったです。でも、事故などの非常時に、この電話が使えなければ大変なことになります。まさに、人命を担う重要な仕事だなと、毎日実感していました。
今は、ETC解析課に所属しています。ETCが異常なく動作しているかを確認する業務です。ETCの故障は高速道路の渋滞を引き起こしてしまうので、機械一つ一つの動きを日々解析して、故障しそうな機械を見つけ出します。
まだまだわからないことばかりで、先輩たちにいろいろ教えてもらっている最中なので、早く一人前になりたいです。こうした地道な毎日の解析や点検が、高速道路の安全を支えていることを、入社して初めて知りました。
新入社員の提案でも、いいものは即採用される。
入社して一番うれしかったのは、私の業務改善の提案が採用されたとき。非常電話やETCなどの機器が保管されている広大な倉庫があるのですが、必要な機器がすぐに見つかるような保管方法を提案しました。アイデアを上司に話してみたら、「すぐにやってみて」と言われ、倉庫のレイアウト図や必要な書類を作成しました。これによって、必要な機器がすぐに取り出せるようになったのです。先輩たちにも、「すごく便利になった」と言われて、提案してよかったなぁと思いました。
入社前は、様々な企業の報道などを見て、社会って厳しいな、つらいな、私も覚悟して働かなければとかなり構えていました。でも、実際に入社してみると、先輩たちや上司はいろいろ教えてくれるし、私の意見もきちんと聞いて、よかったらすぐに取り入れてくれる。もちろん大変なこともありますが、今は働くことが楽しくて仕方ありません。
当面の目標は、ETC解析の業務でも早く一人前になること。10年後、20年後は、私もまわりの先輩たちのように、後輩の指導がしっかりできるようになりたいです。