INTERVIEW 現場で得た知識や経験を
取りこぼさないよう、心がけています。
さいたま総合保全事務所 さいたま(工) 施設施工管理課 糸賀 成美 narumi itoga
糸賀 成美 糸賀 成美

私のやりがい

建物が建てられていくところを目の前で見られる事です。就活時はNEEの点検業務に興味を持ったので入社したのですが、配属先は点検業務ではなく施工管理であった為、少し戸惑いがあり、不安でした。ですが今は、SA(サービスエリア)の新築工事という大きな現場に関わることができ、日々変化していく現場を見ながら勉強し、働けることを誇りに思います。
SAの工事というと、最初は商業施設やトイレなど、建築がメインというイメージを抱いていましたが、実際は様々な職種が複雑に絡み合う特殊で難しい工事という事を学びました。まだ分からない事が多く大変ですが、現場に出た分だけ新しい発見があり、それが自分の経験として身についていると日々感じます。自分 の中で「少し成長した」と感じるのが、視察や見学に訪れた人への対応です。工事概要や作業内容の説明、質問への受け答えなど、初めは先輩を頼ってしまいましたが、私も少しずつ対応できるようになっている事に気付き、嬉しさとやりがいを感じています。

私のやりがい

仕事の大変さはこんなところに・・・

今まさに大変だと感じていることが現場に出ることです。私は就活時から、事務所内の机で作業し続けるより、いろいろな現場と事務所を行き来して働きたいと思っていました。しかし、働き始めて実際に現場に出るようになると、夏は猛暑や炎天下、冬は冷たい風や雨(または雪)の中で工事の立ち合いがあり、想像以上に大変でした。工事内容によっては朝から夕方頃まで立ち会う日が何日か続くこともあります。私たちが作業することはないので体力はそこまで必要ありませんが、体調管理の徹底は必須です。
 また、現場では施工管理員の立場から、図面や施工計画書などと照らし合わせ、計画通りに施工されているかを確認する必要があります。その他にも安全管理が行われているか、材料の保管方法は適切であるか等、広い視野を持たなければなりません。と言ってもまだ私ひとりでこなせているとは言えません。現場に出る前に工事内容を予習して、分からないことは質問したり事務所に戻って調べたり、と毎日が勉強です。大変な分得られるものも大きいので、現場で得た知識や経験を取りこぼさないよう、心がけています。

仕事の大変さはこんなところに・・・

仕事とプライベートを両立させるために

学生時代からの友人と遊んだり、同期や先輩・後輩とクラブ活動に参加したり、入社してからも沢山遊んでリフレッシュしています。友達と遊ぶのも楽しいですが、私は一人で旅行に出かけたり家でゆっくり過ごしたり、一人の時間が好きなので、その時間を大切にするようにしています。自分なりのリフレッシュ法と、それを実行できる時間的余裕があるので仕事や資格勉強のモチベーションを維持できていると思います。
 今年は試験が終わったら旅行する!と心に決めて試験勉強に励み、その後熊本・宮崎で一人旅をしてきました。一人だと意外と沢山の人と話したり触れ合ったりする機会が多いので、思いがけない出会いや経験ができ、今一番はまっている趣味かもしれません(笑)。旅の終わりは少し寂しいですが、また仕事頑張ろう!と思えますし、次はどこへ行こうかな、今度は誰か誘おうかな、と考えるだけでワクワクします。社会人になったら難しいかな、と思っていた趣味が続くどころか新しく興味を持つことも増えていて、毎日が充実しています。

仕事とプライベートを両立させるために

今後の目標

入社して初めて事務所に出社したとき、それまで施設施工管理課が担当した施設を案内してもらいました。その中にPA(パーキングエリア)のトイレがあり、立ち寄った際にお客様から「とても使いやすくて綺麗なトイレですね、また使わせてもらいますね。」とお声をかけて頂いたことがあります。自分のことのように嬉しくなり、帰ってから課内の先輩方に話して回ったことを今でも覚えています。私もSAやPAの工事監理者として、同じようにお客様に思って頂けるような施設をつくっていきたいです。
 国家資格も積極的に取得していきたいと思います。今年度は職場の先輩方が業務量の調整などでサポートしてくださり仕事と試験勉強を両立させることができ、2級建築士を取得できました。資格を取得して、先輩方に仕事で恩返しできればと思います。
 また、一緒に働いている先輩方は、高速 道路の建築に関する知識が膨大でいつも驚かされます。私も建築職としての知識を身に付けつつ、高速道路の専門家として働くことができるよう努力していきたいです。

仕事の大変さはこんなところに・・・